フィンランド語「○○は○○である」
フランス語とか、スウェーデン語の入門書を試し読みしました。
どちらも「○○は○○」だという構文を教授するところから始まっています。
ってことで、このブログも「○○は○○だ」構文の作り方を説明してみようかなと思います!
動詞"olla"を使う
前回の記事で紹介したように、主語により動詞が変化することに気を付けてください。
前回の記事では、「語尾が-laの動詞は、語尾の"-la"を取り除き、"e"を足した後、人称語尾を付け加えます」と説明しました。"olla"もまたこの法則通りに変化しますが、三人称単数/複数は少し変わった変化をします。
主語 | 付ける文字 | 変化形 |
minä(一人称単数) | e+-n | olen |
sinä(二人称単数) | e+-t | olet |
hän(三人称単数) | on | |
me(一人称複数) | e+-mme | olemme |
te(二人称複数) | e+-tte | olette |
he(三人称複数) | vat | ovat |
・三人称単数は"e"を足さず、"on"に変化させます。
・三人称複数は"ovat"に変化します。
例文
Olen eversti Muska. (私はムスカ大佐だ。)
Olet Laputan kuninkaan läsnä ollessa. (君はラピュタ王の前にいるのだ。)
Laputan voima on ihmiskunnan unelmia.(ラピュタの力は人類の夢なのだ。)
※主語は省略してます。