フィンランド語ノート

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アルファベットと母音・子音・発音

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アルファベット

大文字/小文字 発音
A a アー
B b べー
C c セー
D d デー
E e エー
F f アェフ
G g ゲー
H h ホー
I i イー
J j イーー
K k コー
L l アェル
M m アェム
N n アェン
O o オー
P p ペー
Q q クー
R r アェル
S s アェス
T t テー
U u ウー
V v ヴェー
W w カクソイスヴェー
X x アェックス
Y y イュー
Z z ツェト
Å å ルオツァライネン・オー
Ä ä アェー
Ö ö オェー

母音

日本語にない発音があることに注意してください。

母音 説明
日本語の「あ」の音。
日本語の「う」より口を丸めて発音。
日本語の「お」の音。
日本語の「い」の音。
日本語の「え」の音。
ä  「え」を発音するときの口の形で「あ」の音を出す。日本語にもある発音だが区別していない。
ドイツ語の”ü”の音に近い。「い」を発音するときの舌の位置で「う」の音を出すとこの音が出る。
ö  「お」と「え」の中間音。「え」を発音するときの舌の位置で「お」を発音する。
母音調和

以下の表でグループAの母音とグループCの母音が一つの単語の中で共存することはありません。グループBの母音はどちらとも共存できます。(外来語は例外)

グループA グループB グループC
ä i a
y e u
ö   o
後尾格

上記で説明した母音調和の原則に従うため、単語の語尾につける「格」は1つの格につき2種類存在する。例:-ssa/-ssä

同じ母音が2つ続いている場合

”Maa”のように同じ母音が重なっていた場合は長めに発音してやります(長音)。”Maa”の場合は「マー」という発音が近いです。

子音

子音 説明
k 無声軟口蓋破裂音。日本語の”か行の子音。
p 無声両唇破裂音。日本語のぱ行の子音。
t 無声歯茎破裂音。日本語の「た-ta、てぃ-ti、とぅ-tu、て-te、と-to」に出てくる子音。単独であった場合は小さい「っ」に聞こえることも。
ts 無声歯茎破擦音。日本語の「つぁ、つぃ、つ、つぇ、つぉ」に出てくる子音。
s 無声歯茎摩擦音。日本語の「さ-sa、すぃ- si、す-su、せ-se、そ-so」の子音。
l 歯茎側面接近音。英語の”l”と同じ。日本語にはない音です。
r 歯茎ふるえ音。英語の”r”とは違う音です。下の先っぽを歯茎付近で震わせる。江戸弁の”ら”行の子音。(いわゆる巻き舌)
m 両唇鼻音。日本語のま行の子音。”mm”のように2つ重なった場合には日本語の(カ”ン”パニー)を発音するときの「ん」になる。
n 歯茎鼻音。日本語の「な」行の子音。”nn”のように2つ重なっている場合は日本語の「ん」になる。
nk , ng 鼻から息を出すように発音する「が」行達。
v 有声唇歯摩擦音。日本語にはない音で、かなでは「ヴ」であらわされる。下唇と上歯で隙間を作って息を吹き込んで発音する。
j 硬口蓋接近音。英語の”j”の子音とは全く別の音。日本語の「や」行の子音。
h 無声声門摩擦音。日本語の「は-ha、へ-he、ほ-ho」に出てくる子音。
d 有声歯茎破裂音。日本語の「だ、でぃ、どぅ、どぇ、ど」に出てくる子音。
b 外来語のみに使用される。日本語の「ば」行の子音。
f 外来語のみに使用される。”v”を無声化させた音。
g 外来語のみに使用される。日本語の「が」行の子音。
w =”v”

 

同じ子音が2つ続いている場合

”n”と”m”の例外を除き、小さい「っ」を間に入れるように発音をします。例えば”Mikko”は「ミッコ」と発音します。